【パソコン初心者向け】買うならデスクトップ?ノート?大事なポイントは1つだけです
「パソコンを初めて買うんだけど、デスクトップにするかノートにするか悩んでます。正直どっちも便利そうなんだけどどっちを買うべき?選ぶ基準を教えてほしい」
今回はこのような疑問、悩みについてお答えしていきます。
デスクトップにするかノートにするか。
パソコンを選ぶときには必ず決めなければいいけない部分ですよね。
私はパソコンの販売や修理、サポートで約10年の経験があり、今でもPCの自作やカスタマイズ、修理を全て自分で行っています。
販売をしていた頃も同じような質問を何度もいただいてきましたので、その経験を元にこの記事ではシンプルで分かりやすい答えを提示いたします。
この記事を読めば、今後パソコンを選ぶときにデスクトップかノートで迷う、といったことは無くなるでしょう。
それでは本文へどうぞ。
パソコンの選び方デスクトップ?ノート?基準は持ち運ぶかどうかで決定
いきなり結論です。
使う場所が決まっている人 → デスクトップパソコンがおすすめ
持ち運びたい人 → ノートパソコンがおすすめ
これが答えです。
「え?これだけでいいの?」と思われる方もいるかもしれませんが、はい、これで選んでもらって間違いありません。
販売をしていた時期も常にこの答えを真っ先に提示していました。
もちろん、各パソコンごとの性能だとか色々な細かい要素はありますがそれは後回しです。
なぜなら、近年はノートパソコンでも非常に高性能なものが多数あり、ゲーム向けのモデルや動画編集や配信の出来るモデルも簡単に見つけられます。
つまり、ノートパソコンであってもデスクトップパソコンと同じくらいの作業が可能なのです。
なので、まずはデスクトップパソコンかノートパソコンかを決定してから細かい部分に目を向けていけば大丈夫です。
「決定する前にもうちょっと詳しく知りたい」「まだ迷うなあ」という方向けに、次はこの2択の部分を具体的に掘り下げて、それぞれのパソコンの特徴を解説していきますのでよかったら読み進めてみて下さい。
デスクトップパソコンとノートパソコンの特徴
ここではデスクトップとノート、それぞれのパソコンの特徴を表の形で分かりやすく解説します。
まだ迷われている方もより選びやすくなると思いますよ。
デスクトップパソコン | ノートパソコン | |
---|---|---|
携帯性 | 使う場所が固定 | どこでも持ち運べる |
拡張性 | あらゆる部品が交換や 増設可能で拡張性が高い | 一部のパーツ交換可能 場合によっては 一切交換不可 |
通気性 | 広く、熱もこもりにくい | 狭く、熱がこもりやすい |
サイズ及び重量 | 高性能なほど大型で重量もある | 高性能なほど大型で重量もある |
電源 | 常に電源ケーブル接続が必要 | バッテリー充電があれば ケーブル無しでも稼働する |
占有スペース | 本体、ディスプレイ、キーボードと 場所の確保が必要 | 本体1つで全て備えているので コンパクトで場所を取りにくい |
作業効率 | 大画面や複数モニターで 広々と作業できる | 作業場所の拡張がしにくいため 慣れが必要 |
価格傾向 | ノートより安い | デスクトップより高い |
違いをさらにまとめるとこのような内容になります。
デスクトップパソコンの特徴
- あとからカスタマイズも出来て広々と快適作業
- 通気性もいいので長時間使っても大丈夫
- 高性能になるほど大型化して重くなるがそもそも置きっぱなしなので問題無し
- 置く場所を固定するため占有スペースの確保が必要
- 常にコンセントをつないでおかないと動かない
- ノートに比べると割安
ノートパソコンの特徴
- カスタマイズしにくく作業スペースは限定的
- 小さなボディに部品を詰め込んでいるので熱がこもりやすく、熱で止まることも
- 高性能になるほど大型で重量もあるので持ち運びの際に重くなる
- パソコン一台で作業出来て小型なので、場所を取らない、どこでも作業可能
- バッテリー充電さえしてあればコンセントいらず、停電とかも怖くない
- デスクトップと比べると割高
表と箇条書きでまとめてみました。
こちらもパソコン選びの参考になるでしょう。
次の項目では「こんな人が向いている」という視点でデスクトップパソコンかノートパソコンかという2択の答えを提示しますのでまだ迷っている方や興味のある方はどうぞ、読み進めて下さい。
デスクトップパソコンを買うのに向いてる人
- 作業場所が決まっている人
- 複数ディスプレイで広々と作業したい人
- 自作、カスタマイズしたい人
- 超快適環境でゲームをしたい人
ぶっちゃけると、どっしり落ち着いてパソコンで作業やゲームを超快適にサクサクこなしたい方向けですね。
自作やカスタマイズに興味のある方もデスクトップ向けです。
顕著なのはガチのゲーマーさんですね、私もゲーム好きですがデスクトップのほうが快適にできるのでデスクでやってます。
ノートパソコンを買うのに向いてる人
- 持ち歩きたい人
- カフェやコワーキングスペース等、外で作業したい人
- パソコンでスペースを取りたくない人
- 家の中でも使用場所を制限したくない人
こちらは場所にこだわらずいろんなところで作業したい方向けですね
主に大学生さんや営業サラリーマンさんなど、パソコンを持ち歩く機会が多い方がこっちですね。
おまけ:
ここまで読んでいただいてデスクトップにするかノートにするか、大体決まってきたのではないでしょうか?
【簡単:初心者必見】パソコンの価格を目安にした選び方では用途と価格帯だけでパソコンを選べるよう記事を執筆しましたので、より候補を絞り込んでいく場合はこちらもよかったらご覧ください。
いっそのことデスクトップとノート、パソコン2台所持もあり
身も蓋もない話ですが、デスクトップとノート、パソコン2台所持もありですよ。もちろん予算の兼ね合いもありますが(汗
普段、家ではデスクトップパソコンで作業して用事で外で作業する必要がある場合はノートパソコンをもっていって外で作業するという使い方が出来ます。
データについてはUSBメモリ一つあればいくらでも持ち運べますし、今では「iCloud Drive」「One Drive」といった複数の異なるパソコンでデータを共有できるシステムもあります。
物凄いやっつけ感ありますが、現実的にも便利な運用法ですよ。
私も実際にデスクトップとノート、両方のパソコンを所持しており、旅行が好きなので旅路でパソコンを触りたい時があります。
そんな時にはノートを旅行にもっていって旅先でパソコンを使っています。
まとめ:【パソコン初心者向け】買うならデスクトップ?ノート?大事なポイントは1つだけです
- 選ぶ基準はシンプルに持ち運ぶか、持ち運ばないかの1点だけ
- 細かい性能については後から考えれば大丈夫
- 予算があるなら2台運用も便利でおすすめ
如何でしたでしょうか?
今回の記事では、デスクトップパソコンとノートパソコンの選ぶ基準について初心者の方向けに解説しました。
細かいことが分からなくてもどちらを選べばいいか参考になったのではないでしょうか?
2台目、3台目を選ぶ際もこの選び方の基準は変わりませんので、もう迷うことはありませんね。
今ではどの家庭もパソコンはあって当たり前、一人1台のような時代になってきています。
選び方を間違えなければ、必ずあなたに合った1台を手にすることが出来ます。
では皆さん、パソコンを使った快適な生活を送ってください。