ノートパソコンをルーター代わりに出来る!【お出かけ先でも安心】
「自宅は有線LANしかないんだけど、通信容量節約のためにスマホやタブレットをwifi接続したいです。ルーターも持ってないんですけど手軽にwifi環境にする手段ってないかな?」
「ビジネスホテルとかは有線LANはあってもwifiが無かったりあっても電波が弱かったりするんです。何か解決法が知りたいです」
今回はこのような疑問や悩みについてお答えしていきます。
現代では駅やカフェ、ホテル等といった自宅以外でのインターネット環境が整い、有線無線問わずネットへ接続しやすくなってきていますね。
ですが、まだ有線LANしかない環境だったり無線のアクセスポイントがあっても上手く電波が拾えなかったりといった状況は存在します。
そこで今回の記事では、手持ちのノートパソコンをルーター代わりにしてスマホやタブレットをwifi接続する手段をご紹介します。
実際に私も使っているのですがこの方法は、特に有線LANしかないお家や、出張先や旅行先のように無線もあるけど電波が弱くてうまくつながらない状況で活躍しますので、ぜひ読み進めてみて下さい。
それでは早速本文へ入ります。
ノートパソコンをルーター代わりに出来る!【Windows 10のモバイルホットスポット機能を有効にする】
では、実際にノートパソコンをルーター化していきましょう。
その際にはWindows 10の機能として搭載されている、モバイルホットスポット機能を有効にします。
この機能はWindows10のAnniversary Update(1607)以降のパソコン…という言い方だとややこしいですね。
最新のパソコンであったり、ちゃんとシステムアップデートしてあるパソコンであれば使えるようになっています。
パソコン側の設定【ルーター化】
早速設定の順番を解説しますね。
1:[スタート] ボタンを選択し、[設定] > [ネットワークとインターネット] > [モバイル ホットスポット] の順に選択します。
2:[インターネット接続を共有する] で、共有するインターネット接続を選択します。
3:[編集] を選択し、新しいネットワーク名とパスワードを入力して、[保存] を選択します。
4:[インターネット接続を他のデバイスと共有します] をオンにします。
Microsoft:PC をモバイル ホットスポットとして使う
設定の流れとしては上記の通りになります。設定をオンにしたら画面中央辺りにある
「ネットワーク名」
「ネットワーク パスワード」
に書かれている英数字の並びが必要になるので画面を開いたままか、メモをしておきましょう。
スマホ、タブレット側の設定【インターネット接続】
パソコンがルーター化されたのでインターネットに接続してみましょう。
- 【ネットワークとインターネット】の項目を開く
- 【wifi】の項目を開く
- SSIDという「ネットワーク名」の一覧が表示されるので、先ほど設定した時に表示された「ネットワーク名」を選ぶ
- 「ネットワークパスワード」の入力を求められるので、先ほど表示されたパスワードを入力
これで接続完了です。
因みに、ノートパソコン側でも接続しているスマホやタブレットの名前が表示されます。
同時に接続できるのは最大で8台までとなっています。そうそう制限に引っ掛かることは無いと思いますが念のため覚えておきましょう。
まとめ:ノートパソコンをルーター代わりに出来る!【お出かけ先でも安心】
- windows10のモバイル ホットスポット機能を利用することでパソコンをルーター化出来る
- 接続は最大同時8台まで
今回はモバイル ホットスポット機能を使ってノートパソコンをルーター代わりにするという内容でしたが、如何でしたでしょうか?
自宅や出かけ先でも気軽に設定できるので、電波感度のいい無線アクセスポイントが無くてもこれで安心ですね。
それでは今回はここまでとします。
今後もより良いパソコンライフを送ってください。
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