【簡単:初心者必見】パソコンの価格を目安にした選び方
「パソコン選びの基準が分からない」
「初めてパソコンを買うんだけど値段くらいしかわからない、簡単な選び方の基準とかあれば教えてほしい」
「CPUとかHDDとか色々言われても細かいことは分らない、もっとわかりやすい基準はないの?」
今回はこのような疑問や悩みにお答えしていきます。
パソコンを選ぶといってもみるべき場所が多い上に「CPU」とか「メモリ」とか専門用語だらけで、初めて買う人にとっては目安にするべき項目すら目安になっていないのではないでしょうか?
そこで今回の記事では初めてパソコンを買う初心者に方に向けて、用途ごとにざっくりと価格帯のみで選べるように解説していきます。
この記事を書いている私はパソコンの販売や修理業務を約10年行ってきた経験があり、様々な用途に合わせてパソコン選びのサポートをしてきました。
今はブログ発信をメインに好きなパソコンを自作したり、プログラミングをしたりしていますがそんな経験を生かして今回はお話していきます。
この記事を読めば、あなたのやりたいことが快適にできるパソコンを正しく選ぶための指標となるでしょう。
それでは本文へどうぞ。
パソコンの選び方の前提条件
すいません、価格帯紹介に入る前に前提条件を付けています。
少しでも用途と価格帯がブレないようにするためには、ある程度の前提条件を付けないといけません。
条件から外れる場合の価格修正の仕方を一緒に書いておきますので、合わせて修正していくようにしてみて下さい。
Ofice(word,excel等)はついていない前提
Ofice(word,excel等)はついていない前提で価格選定しています。
もしつける場合はOfice分の代金を上乗せして計算する必要があります。
もしついているモデルが欲しい場合は価格目安+1万5千円くらい上乗せして計算してください。
ちなみにOficeでなくても似たようなのでいいということであればキングソフトオフィスというOficeとほぼ同じことが出来る、所謂そっくりさんなソフトがあるのでこれで代用するのもあり+5千円程度で買えますよ。
デスクトップが前提の価格帯
価格目安はデスクトップパソコンを目安に紹介しています。
ノートパソコンを希望する場合はモニターサイズにもよりますが価格目安+1万円くらい上乗せして計算してください。
windowsパソコン前提
全てwindowsパソコン前提での価格帯になっています。
macを考えている場合は条件が大きく変わりますし金額設定の目安がつけにくいです。店頭の場合はAppleとの提携上置いていない可能性もあります。
基本的にはApple公式サイトから買っていただくのがいいのですが、比較としてみる場合は価格目安+3万円くらいで計算してください。
店頭でパソコンを選ぶときはラインナップを見てから決めよう
これは絶対ではないですが、店頭でパソコンを買う場合はラインナップに注意してください。
時折、参考価格帯からかけ離れた値段のものがあるからです。
例えば「Celeron搭載で10万円超え」というようなモデルです。
ちなみにCeleronというのはパソコン部品の一つで価格に強く影響を与える部分で、あとから紹介もしますが、この部品を使っているパソコンの妥当な価格帯は3万~5万円です。この場合は5万~7万円分性能とはあまり関係のない部分(デザインだったり、付属しているソフトの数等)で値段を上乗せしているということです。
「いやいや、ラインナップ見てとか言われても細かい差なんてわかんないよ」という場合には直接店員さんに用途と金額を合わせて伝えてみて下さい。
具体的には「インターネットするだけですけど、3万~5万程で出来るパソコンないですか?」みたいな質問の仕方です。
ここで誤差1万以内ならまあ許容範囲内、それをオーバーするようであれば避けるのが無難ですね。
通販をおすすめしますがその場合は
の3社がおすすめです
おすすめの理由
- ラインナップが豊富(お店と違って紹介出来る場所に限りがほぼなし)
- 同等性能で比較すると店頭価格より安い
- 通販専用のセールなどもある
- サポートにも力を入れている(営業時間を問わない、チャットやライン対応等通販ならではの態勢もある)
通販のデメリット
- 手元に届くのに日数がかかる(組み立て、発送の手間があるので)
といった具合に通販が優れている点が多いです。
通販の特性として手元に届くのに時間がかかるという欠点がありますが、メリットのほうが勝ると考えていいでしょう。
書類作成、ネット閲覧目的のパソコン選び(価格目安3万~5万)
さて、ここからが用途ごとに合わせた価格帯のみで選ぶ場合の目安金額の紹介です。
まず、安い金額のパソコンでも出来ることで書類の作成やネットサーフィンです。
これらはパソコンへの負担が非常に低いので低価格なパソコンでもこなせます。
ただし、インターネットでも動画再生(YouTubeやamazonプライム等)は出来ますが、負担が若干強くなるので以降に紹介する上位モデルを選ぶのが無難です。
金額目安は3万~5万程です。
上記+動画も観たい方向けのパソコン選び(価格目安5万~6万)
DVDディスクからの再生や、インターネットで動画(上でも挙げたYouTubeやamazonプライム等)もみたい。
という場合にはこの価格帯がおすすめです。
動画再生は、同じインターネットというくくりでも負担が強めなのでこちらを選ぶのが無難です。
金額目安は5万~6万程です。
上記+写真編集やプログラミングをやりたい方向けのパソコン選び(価格目安6万~7万)
写真編集やプログラミングをするためにパソコンが必要という方にはこの価格帯です。
写真の場合は画像加工を施す際に大きな負荷が一時的にかかります。プログラミングの場合は書いたコードを動かすときに負荷がかかります。
他の作業でも言えますが、作業内容に見合わない低性能なパソコンを使ってしまうと要所要所でカクついたり一時的に固まったりして快適な作業が出来なくなります。
金額目安は6万~7万程です。
上記+ちょっとしたゲーム、動画編集、動画配信がやりたい方向けのパソコン選び(価格目安8万~10万)
この辺りまで来ると、同じ価格でも中身にばらつきが出てきますが概ねな価格帯としてはこんなところです。
ちょっとしたゲーム、これが線引きが曲者ですが例えばブラウザゲーム等の3Dの見た目をあまりしていないゲーム等ですね。
動画編集や配信がやりたい方もこのあたりからスタートになります。
勿論より上の価格帯のほうグラフィックボードという画像処理のためのパーツが入るのでカクつきにくくなります。
金額目安は8万~10万ほどです。
3Dオンラインゲーム、3DCADなどのガチ勢向けパソコン選び(価格目安13万~上限未知数)
金額度外視、ゲームでも配信でも3D加工でも快適にやりたい!カクつくのいやだ!というガチ勢向けがここから上の価格帯です。
上限は正直未知数で、私がショップ時代に売った最高金額は65万でしたね、自作マシンですけど(笑
上は見えればきりがないのでとりあえず金額としては13万以上と見ておいてください。
参考までに私が使っているパソコンは自作ですが、全体の価格換算をした場合およそ40万ほどになります。
補足:資金があるならワンランク上のパソコン買って長く使うのがおすすめ
可能であればですが、最初にワンランク上のパソコンを買って長く使うことを推奨します。
パソコンは基本的に劣化していくものです。逆にパソコン周りの環境はどんどん高性能化していきます。
なので最初に上のランクの高性能品を買っておけば多少劣化しても将来まで長く使えます。
逆に用途の基準を満たしているからとギリギリの性能で買ってしまうと、場合によっては5年持たずに劣化だったり周りの環境の進化に置いていかれたりで性能不足となることもあります。
とはいえ、お財布事情は皆さんそれぞれありますので頭の片隅に留めておく程度で構いません。
まとめ:選び方としてパソコンは価格帯目安で大丈夫
- パソコンの選び方の前提条件
- 書類作成、ネット閲覧目的のパソコン選び(価格目安3万~5万)
- 上記+動画も観たい方向けのパソコン選び(価格目安5万~6万)
- 上記+写真編集やプログラミングをやりたい方向けのパソコン選び(価格目安6万~7万)
- 上記+ちょっとしたゲーム、動画編集、動画配信がやりたい方向けのパソコン選び(価格目安8万~10万)
- 3Dオンラインゲーム、3DCADなどのガチ勢向けパソコン選び(価格目安13万~上限未知数)
- 補足:資金があるならワンランク上のパソコン買って長く使うのがおすすめ
如何でしたでしょうか?
パソコンの用途に合わせて価格帯だけでざっくりと紹介しました。
おそらく少しパソコンに詳しい人が見れば「CPUの種類あるでしょ?」とか「グラボの有無は?」とか「モニターの大きさでも変わるでしょ?」とか色々突っ込まれるでしょう。
ですが、専門用語がそもそも分からないくらいの初心者の場合だと、いきなりそんなあれこれ細かいこと言われても分からないという方も多いのが事実です。
実際に販売する側として解説したことも何度もありますが「ああ、なるほどね」と分かる方もいれば「ゴメン、そういう細かい話は全然分からない」という方もいました。
なので、一つの大きな指標としてこの価格帯で選ぶということを参考にしてください。
大体この価格のパソコン買えば、これが出来るんだな。くらいの認識で構いません。
まずは、初心者の方はこの記事をパソコン選びの参考にしてみて下さい。
大きく間違えた選択をする、ということは無くなりますよ。