パソコンの寿命はどのくらい?おすすめの買い替え知識や処分方法も教えます

2021年1月2日

パソコンの寿命はどのくらい?おすすめの買い替え知識や処分方法も教えます

 

「パソコンってどのくらいもつ物なの?」
「最近動きが遅い、寿命なのかな?」
「パソコンの寿命のサインとか、買い替えるタイミングを知りたい」

 

今回はこのような疑問や悩みについてお答えしていきます。

 

自分のパソコンがどのくらい使い続けられるのか?寿命や買い替え時等、気になる方は多いのではないでしょうか?

私は約10年以上パソコン販売や修理、サポート等多岐に渡って経験してきました。

現在も、自分や知り合いのパソコンを自作したり修理したりと知識をアップデートし続けています。

そんな私が「パソコンの寿命」という部分に着目して解説していきます。

この記事を読んでいただければ「あ、パソコン寿命かも」「もしかしたら買い替え時かも」と察知できるようになり、思い当たる節が出てくるかもしれませんよ。

それでは本文へどうぞ。

 

パソコンの寿命は5年が目安

パソコンの寿命は5年が目安

 

いきなり結論ですが「パソコンの寿命は5年が目安」といわれております。

では、5年経ったら買い替えなくてはいけないのか?というと答えはNOです。あくまで目安であり、5年といわれる背景には様々な要因があります。

ここでは「なぜ5年といわれるのか?」という部分を掘り下げて解説します。

 

部品の故障による寿命

 

パソコンの寿命と言える定義は3つありまして、その一つであり最も多く連想されるのが「故障」です。

パソコンは消耗品です。5年も経過すると消耗から部品が壊れやすくなってきます。

勿論修理することで引き続き使えるようにもなりますが、金額的に新品と大差が無かったり故障個所によっては「データそのものが完全に消失」してしまうケースもあります。

故障と呼べる現象や、その予兆と言える内容をざっと列挙しましたので思い当たる物が無いか確認してみて下さい。

  • 急に動作が重くなる【フリーズしたと勘違いするレベル】
  • 電源が入らない
  • 電源は入るが何も表示されない
  • 電源は入るが黒い画面に白文字でwindowsが起動しない
  • 突然電源が切れるもしくは再起動する
  • 聞きなれない異音がする「ガリガリ」「カツーンカツーン」等
  • 異常な発熱【具体的には50℃以上、手で触って明らかな熱さ】
  • 焦げ臭い

こんな内容になります。

ちなみに赤くした項目は要注意箇所(すいませんほとんどですね…)でHDD(ハードディスクドライブ)の故障が絡むんだ場合に起きることがある異常です。

なぜHDDが絡むと要注意なのかというと、HDDが壊れた場合パソコンの中のデータは破損してしまい諦めないといけなくなります。

専用のソフトや復旧業者を頼れば救出できる可能性はゼロとは言いませんが、どちらもおすすめしかねます。

専用ソフトは、HDDがある程度データの読み書きが出来る状態であることを前提にしたものがほとんどのため物理的に壊れてしまった場合はほぼ無力です。

復旧業者はコストが凄まじくかかります。状態によっては100万円クラスという目が飛び出るような金額になることも。

なのでHDDが壊れた場合はデータは絶望的になります。

…がPCエコサービスここはHDD復旧が一律「¥39,800-」とこの系列のサービスとしては破格の安さなので、おまけで紹介しておきますね。

 

性能不足による寿命

 

お次はこれ「性能不足」です。

先に述べた通り、パソコンは経年劣化で徐々に消耗していきます。

逆にパソコンの周辺機器やソフトウェアは、日々進化して新しいものが出てくるため年月が経過すればより高い性能を要求するようになります。

5年が目安といわれるのは、概ね5年も経過するとそのパソコンの性能ではあなたという使い手の要求に答えるには不足になるということです。

 

OSのサポート終了による寿命

 

「OSのサポートが終了する」のも寿命と言えます。これは「5年が目安」という話とはちょっと違う部分になります。

具体的にどういうことかというと今後新しく登場するワードやエクセルといったソフト、オンラインゲーム等の最新ゲーム、最新周辺機器に対応しなくなるということです。

ぶっちゃけると「古いパソコン使ってると新しいもの何も使えなくなるよ」ということです。

更に危険性もありOSのサポートが終了するということはwindowsのアップデートがなくなるということであり、インターネット上で脆弱性やリスクをさらけ出したまま使うことになります。

そうなるとウイルス感染やハッキングへの防御がされていない状態になりますので、このままインターネットにつなぐのは非常に危険です。

そういった意味でOSのサポート終了も寿命ととらえれます。

 

以上が「5年が目安」とされる要因です。

ですが繰り返しますと5年というのはあくまで目安で「ハズレ」を引けばそれより早く寿命を迎えますし「アタリ」を引けばもっと長く使えます。

私の場合は自作パソコンなので、性能に不満を感じたら部品部品で交換しているため場所によって経過年数が全然違います。

ですが、壊れやすいと言われているHDDはかれこれ7年程経ちますがまだ現役で動いています。

なのであまり使用期間には神経質にならず、けれども不調を感じたらさっさと買い替えるというような余裕と思い切りを持ちましょう。

 

新しいパソコンを選ぼう【寿命を迎えら代替わり】

新しいパソコンを選ぼう【寿命を迎えら代替わり】

 

買い替えるとなったら新しいパソコンが必要になりますね。

ここでは、新しいパソコンの選び方とおすすめの販売サイトを紹介しています。

ご自身なりの選び方、馴染みのサイトもあると思いますがよろしければ参考がてらどうぞ。

 

パソコンの選び方

自分にぴったりのパソコンは何か?選ぶのも慣れないと中々難しいですよね。

【簡単:初心者必見】パソコンの価格を目安にした選び方

【初心者必読】パソコンのスペック表の中身を解説!全部が分からなくても大丈夫

パソコン選びの参考のために、こちらの2記事を用意しました。

上の記事が金額メインで選ぶ簡単タイプ

下の記事がスペック表を比較しながら選ぶ詳しいタイプです

もしよろしければこれらの記事を参考にしてみて下さい。

 

おすすめブランドはこちら

 

自分で選べるけどどこで買おうかなあ?と悩まれている方。

よかったらこちらを参考にどうぞ。下記3社はパソコン業務や自作経験からベストと感じているメーカー直販サイトです。

パソコン工房

マウスコンピューター / TOP

ドスパラ

 

古くなったパソコンのおすすめ処分方法

古くなったパソコンのおすすめ処分方法

 

では、お次は古くなったパソコンの処分についてです。

使わなくなったのであれば、持ってても仕方ないので処分したいところですね。

ここでは具体的に処分してくれるメーカーを紹介しますので、新しくパソコンを買う際こちらも合わせて参考にしてください。

手放す際に気になる「データの扱い」についてもしっかり消去してくれるのでご安心ください。

 

動くパソコンの買取

 

まずはまだ動くパソコンの場合です。

パソコン工房

マウスコンピューター / TOP

ドスパラ

先ほどと同じサイトですが…(汗

実はこの3社は買取下取りにも対応しているため、新しいパソコンと古いパソコンを入れ替えるのにうってつけです。

下取りの場合は、査定金額より割り増ししてくれるのでよりお得に買い替え出来ますよ。

 

動かなくなったパソコンの買取

 

壊れて動かなくなったパソコンについてはこちらで買い取りしてくれますよ。

【ジャンク品パソコン買取ドットコム】

流石にどんなものでもとはいかないですが(古すぎるパソコンや液晶割れしているタブレット等)

うんともすんとも言わないどうしようもなくなったパソコンでも買い取ってくれますので、捨てる前にまずは相談してみてはいかがでしょうか?

ちょっとでも値段が付くならそのほうがいいですよね。

 

各自治体の資源回収施設に引き取ってもらう

 

本当にどうしようもない場合はこれしかないです。

使用済み小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律というものがあり、平成28年あたりから徐々に市町村(自治体)の資源回収施設にて無料回収してくれるようになっています(自分で資源回収施設へ持っていく)。

ちなみに、「リサイクルマーク」の貼ってある「パソコン・液晶ディスプレイ」に限り無料で、無いものは有料になる自治体もあります

詳しくは、皆さんそれぞれお住まいの市町村のゴミ回収系ウェブページなどを確認してアクションしてみてください。

 

まとめ:パソコンの寿命はどのくらい?おすすめの買い替え知識や処分方法も教えます

まとめ:パソコンの寿命はどのくらい?おすすめの買い替え知識や処分方法も教えます

 

  • パソコンの寿命目安は5年
  • まだ動く古いパソコンは下取りでお得に買い替え
  • もう動かなくなったパソコンはジャンク品系の買取ショップへ

 

パソコンの寿命という部分に着目した記事でしたが如何でしたでしょうか?

どんなものでもいつかは買い替える時が来るので、せめて手遅れにならないうちに買い替えの指標を覚えておきましょう。

データについてもパソコンが動くうちであれば、どうとでも助け出せるので「動くけどなんか遅いなあ」「あ、5年経ってるのかなんかおかしな動きしたら買い替えるか」くらいの気持ちでいましょう。

それでは、壊れて手遅れにならないように先手を打ちながら快適なパソコンライフを送ってください。