【パソコン雑学】主記憶装置というのはなんのこと?「答え:メモリの事です」

「パソコンの部品で時々、主記憶装置という言葉を聞くんですけど、いったい何のことなんでしょうか?」
今回はこのような疑問や悩みについてお答えしていきます。
今日の記事はパソコンの雑学的な内容です。
ここに来られたということは「主記憶装置」というものが何なのか気になってこられたものだと思っています。
というわけで、今回の記事は「主記憶装置」とはなんのこと?という内容でお話していきます。
読み進めていただければ主記憶装置のことが分かり、パソコンに対する理解も深まります。
それでは、早速本文へ進みましょう。
【パソコン雑学】メモリの事を主記憶装置といいます

主記憶装置というのは身近なパソコン部品に当てはめるなら「メインメモリ」の事です。
そう、黒い四角いチップがいくつも板にくっついてて、金色の金具がついてるアレです。
よくある例えとして「作業机」とされるアレです。
具体的に言うと主記憶装置というものの定義というのは
- 半導体(黒いチップの事)で構成している
- CPUと直接アクセスできる記憶装置
- データを一時的に保存する場所
- データの読み込み速度・書き込み速度が速い(SSDと比べてざっくり約10倍くらい速い)
- 電源が切れることでデータが全て消える(揮発性がある)
ある程度パソコンの事情に通じている方、パソコンのパーツに詳しい方ですと「ああ、確かにメモリだ」と理解いただける定義づけだと言えます。
という訳で、主記憶装置=メモリという解釈でOKです。
【パソコン雑学】主記憶装置があるなら…「補助記憶装置」があります

では「主」記憶装置とくれば、対になるのもあるのでは?と考えた方いませんか?
はい、あります。
「副」記憶装置…ではありません。「補助」記憶装置というものがあります。
では、この補助記憶装置とはなにか?それは「HDD」や「SSD」の事。つまり普段からデータを保存している場所(ストレージ)の事です。
補助記憶装置にも定義がありそれは
- 磁気ディスク装置(HDD),半導体ディスク(SSD),CD,DVD,Bluray Disk,USBメモリ,磁気テープなどのこと
- データやプログラムなどをファイルとして保存しておける装置
- 必要に応じて主記憶装置と情報をやりとりする装置
- データの読み込み速度・書き込み速度が(主記憶装置と比べて)遅い
- 電源が切れてもデータは保存され続ける
- 主記憶装置以外の記憶装置のこと
主記憶装置と比べると若干、あいまいな部分が見えますがこのような定義付けをしています。
CDやDVDといったディスク、USBメモリも該当するわけですね。
という訳で、補助記憶装置=ストレージという解釈でOKです。
パソコンの性能を発揮するためには十分なメモリ(主記憶装置)を積もう

メモリというのは一時的なデータ保存場所であり、SSDですら足元にも及ばない凄まじい通信速度を持っていることがここまでで分かりました。
そして、情報を処理するCPUと直接やり取りするのはメモリ(主記憶装置)の役割です。
つまり、パソコンの性能をいかんなく発揮するためにはその性能や、やりたい処理に見合ったメモリを積まないと速度はあっても容量不足でカクついたり、フリーズしたりする原因になるということです。
よくパソコン購入時や、パソコンの改善を考える際に「メモリ増設」という言葉を聞くかと思いますが、深く知ってみるとこのような役割と性能を持っているからですね。
もし、あなたの使ってるパソコンが「なんか最近遅いなあ」とか思ったらメモリの増設を考えてみましょう。
メモリについては他にも
自分のパソコンのメモリは十分?不足?【結論:まずは8GB以上を推奨です】
という記事でも解説していますので、もし興味が湧いたら読んでみて下さい。
もう一つ、補助記憶装置関連としてHDD、SSDの記事もありますのでこちらもよかったらどうぞ。
HDDとSSDの違いを分かりやすく解説|パソコンや部品選びの参考にどうぞ
まとめ:【パソコン雑学】主記憶装置というのはなんのこと?「答え:メモリの事です」

- 主記憶装置とはメモリの事
- 補助記憶装置というのもありストレージの事をさす
- CPUとメモリは情報処理のために密接な関係があるので十分なメモリ容量を持たせることが重要
今回はパソコン雑学的内容としまして「主記憶装置」とはなんぞ?というテーマでお話ししましたが如何でしたでしょうか?
聞きなれない言葉でしたが、蓋を開けてみれば割と知っている部品の事だったと拍子抜けしたかもしれませんね。
ですがより細かいことも分かったので知識が深まったのではないかと思います。
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
今後はより良いパソコンライフを送ってください。
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