プログラミング学習中のあなたへ【プログラマーではなくエンジニアを目指そう】
「プログラマーとエンジニアってなにが違うの?」
「プログラマーとエンジニアってどっちが稼げるの?」
今回はこのような疑問、悩みに対してお答えしていきます。
プログラミング学習中の皆さん、もしくはこれから始めようと思っている皆さん、「プログラマー」と「エンジニア」の違いや、それに生じる収入の差というのを気にしたことはありませんか?
先に結論を言ってしまうと、エンジニアのほうが収入は上なのです。
この記事では、プログラマーとエンジニアの違いに触れていきつつ目指すべきは「エンジニア」という結論まで進めます。
きっと、今読んでいただいてるあなたの参考になるはずです。
ちなみに私は本業掛け持ちのwebエンジニアですのでweb系をベースでお話していきます。
それでは、本文へどうぞ。
プログラミング学習中のあなたへ【プログラマーではなくエンジニアを目指そう】
エンジニアのほうが収入が多い
おそらくこちらの疑問のほうが多いかと思いましたので、先に持ってきます。
既に書いていますが「エンジニアのほうが収入が多い」です。
この情報はプログラマーの年収が判明!システムエンジニア(SE)との差は?厚労省の調査データまとめやプログラマーは稼げる?平均年収や稼げる言語を徹底解説を参考にしました。
本当は厚生省のちゃんとしたページがあるのですが、私があまり賢くないためこういったサイト情報を参考にしました(汗
具体的な数字としては平成28年に発表したデータをもとにしますと
- プログラマー…約414万円
- エンジニア…約550万円
このような数値となっておりエンジニアのほうがプログラマーより130万円以上高い収入となっています。
また年齢の上昇と共に収入が増加していく傾向にありますが、これはまだ日本社会特有の年功序列的な部分を色濃く残しているためですね。
実際に日本の企業の多くはまだ、経年と共に月収ベースを少しずつ上げていく賃金スタンスを取っています。
いずれにせよエンジニアのほうが収入が高いのが現状です。
現在のエンジニアの位置づけ【提案力+ヒアリング能力+マネジメント力+プログラマースキル】
基本的にエンジニアとプログラマーは役割が違いますが、業務形態の変化やフリーランス転向する人の増加でこのあたりの定義は揺らいできている部分があります。
以前までは
- エンジニア…依頼者より「ああしてほしい」「こうしてほしい」という要望を把握し、必要なプログラムの基本設計をします。さらに、完成までのスケジューリングや費用の算出なども行います。
つまり、依頼者と直接コミュニケーションをとりながら、プログラムの完成形を描く、ソフトウェア開発のディレクターというべき存在でしょう。
このような仕事は、ソフトウェア開発において「上流工程」といわれています。
- プログラマー…プログラム言語を使ってさまざまソフトウェアを作っています。エンジニアが考えた設計案をもとにして、プログラマーがプログラムを構築していきます。
エンジニアの設計案に落とし込んでいく作業がメインとなるためエンジニアとのコミュニケーションと論理的思考が求められる役割です。
このようにエンジニア+プログラマーで一つのプロジェクトを遂行していましたが、現在では
「提案力+ヒアリング能力+マネジメント力+プログラマースキル」というのがエンジニアとされてきています。
ここが上で挙げた収入の違いにもつながる部分と言えます。
例えば、フリーランスへと転向した場合プログラマーといっても案件によってはエンジニアと同じように「依頼者」との交渉や設計、デザインを行わなければいけないですし、費用に関しても「見積書」を求められることが多いです。
であれば作業としてやっていることは「エンジニア」と大差がなくなってきますよね。
厳密には違う意味で用いられる「エンジニア」と「プログラマー」ですが、今では「エンジニア」は「プログラマー」の上位互換のように言われることがあります。
決して間違えてはいけないのは、エンジニアはプログラマーより上という訳ではありません。
ですが仕事柄プログラマー→エンジニアという順序で仕事が変わってきている人、フリーランスになったことでプログラミングスキルのあるエンジニア、という人が増えてきた結果「エンジニア」のほうが重用されるという結果になりました。
そのため、どうしてもエンジニアのほうが報酬が高くなってしまいます。
フリーランスエンジニアを目指そう
エンジニア的案件(企画、設計、デザインを含む全行程20万~100万)
クラウドソーシングでの案件情報を見てみるとわかりやすいのですが「企画、設計、デザインから全てお任せしたい」というような案件は報酬も高いですね。
それは「コードを書く以外の作業が占める割合が多い」からです。
特に、企画設計部分は依頼者とのやり取りも発生しやすい部分であり、提案力、ヒアリング力などが必要になってきます。
こうしたエンジニアとしての仕事割合が多いための高額報酬です。
プログラマー的案件(コーディング系案件 2万~10万)
クラウドソーシングの案件ページでいうと「指定範囲をコーディング」「完成図あり、素材あり、コーディングのみ」といった案件が当たります。
ある程度大枠が出来ているので、足りない部分のコードを書いていく作業です。
上記のエンジニア系と比べると企画やデザインの部分がないための低価格と言えます。
更にこれを発注している人もエンジニアで合ったりすることがあるわけで、その場合更に上に大元の依頼者がいるわけです。つまり提案力などは「全部お任せ」系案件よりは求められないわけですね。
こうして見比べるとフリーランスの場合はプログラミングだけの案件だと明らかに報酬が下がります。
しかも、近年では働き方の多様化が進んだのもあり競争が非常に激しくなっていて、この手の案件獲得は一苦労という状態になってきています。
なのでフリーランスとしてやっていくのであれば、ぜひ「エンジニア」を目指して取り組んでいくべきでしょう。
まとめ:プログラミング学習中のあなたへ【プログラマーではなくエンジニアを目指そう】
- プログラミング学習中のあなたへ【プログラマーではなくエンジニアを目指そう】
- フリーランスエンジニアを目指そう
如何でしたでしょうか?
プログラマーとエンジニアの違いが分かっていただけたかと思います。
なんにせよまずは実践あるのみ、経験あるのみなのでこれからも継続してぜひエンジニアとして活躍してください。
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