【パソコン用語】ギガヘルツって具体的には何の数?
「パソコンのパーツでギガヘルツって単位を聞くんだけど、具体的には何の数なの?」
今回はこのような疑問や悩みについてお答えしていきます。
あなたは、パソコンを選ぶときや使ってるときに「ギガヘルツ(GHz)」って単語を聞いたことありませんか?
少しパーツに興味がある方とかですと「知ってる」「聞いたことある」という方が多いのですがこのギガヘルツ、具体的に何の数字を表しているのかは案外知らない方が多いです。
が、別に知らなくても人生で困ることはほぼありませんけどね(汗
という訳で、今回はパソコン雑学の記事です。
パソコン用語としてよく目にするギガヘルツって具体的には何なのかを自作パソコン歴10年以上のオタクな私が解説していきます。
興味のある方は読み進めていってください。
それでは、本文へ入ります。
【パソコン用語:ギガヘルツ】周波数や振動数の単位
ではいきなり結論から入ります。
ギガヘルツとは周波数や振動数を表す単位の事です。
…って言っても、これだけでは「いや、まだわかんないよ」ってなりますよね…。
ではもっと踏み込んで解説します。
ギガヘルツという単位はCPUのクロック周波数を表す単位として用いられています。
例えば私のCPUが「core i7 9700K 3.60GHz」というスペック表記になりましてこの「3.60GHz」がクロック周波数になります。
読み方は3.60ギガヘルツ(周波数)ですね。
こう書くとパソコンパーツに興味のある方は少し見慣れた表記になりませんか?
そして、周波数というのはCPUの中の回路が、処理のテンポを合わせるために使われる信号「クロック」を、1秒間に何回発生するかを表す数になります。
これも分かりやすく言い換えると、周波数とは、秒単位で何回の計算が出来るか?を表しています。CPUの内部では超高速で信号が送られ、色々な処理をこなしているのです。
因みに勘のいいひとは察しているかと思いますがギガヘルツは「G」Hzと書くので、その上はテラヘルツ、下にはキロヘルツがいます。そして、1秒で1回の処理の場合は1ヘルツとなります。
ここで具体例を出します。先の私のCPUのクロック周波数は3.60ギガヘルツといいましたよね。
これは1秒間で36億回の処理を行うことが出来るCPUということになるのです。
なのでシンプルにクロック周波数の数字が高ければ高い程、処理速度は早いと言えます。
具体的なヘルツの単位は以下の表の通り
一個上の単位へ置き換え | 1秒あたりの処理回数 | |
---|---|---|
1,000Hz | 1KHz(キロヘルツ) | 1,000回 |
1,000KHz | 1MHz(メガヘルツ) | 1,000,000回(100万回) |
1,000MHz | 1GHz(ギガヘルツ) | 1,000,000,000(10億回) |
1000GHz | 1THz(テラヘルツ) | 1,000,000,000,000回(1兆回) |
以上がパソコン用語としてのギガヘルツでした。
ついでに、パソコン以外で使われてるギガヘルツ
このヘルツという単位、パソコン以外でも見たことありませんか?
そう、CPU以外でも用いられてるんです。この場合は周波数ではなく振動数で語られることが多いですね。
主に電磁波の類が多いです。一例としてこんなのが
- ラジオの電波
- テレビ放送
- Bluetoothの通信
- 赤外線
- 紫外線
流石にこの辺は専門外の分野が出てきますが、こんなのでもヘルツという単位は使われています。
興味がある方は色々調べてみてはいかがでしょう?
まとめ:【パソコン用語】ギガヘルツって具体的には何の数?
- パソコン用語のギガヘルツはCPUのクロック周波数の事
- クロック周波数とは1秒で何回処理を行っているかを表す
- パソコン以外でもヘルツという単位は用いられている(主に電磁波、音波等)
今回は雑学的な記事として「パソコン用語のギガヘルツってなんぞ?」というテーマで解説しましたが如何でしたでしょうか?
パソコンではよく目にする単位なので覚えておくとよりパソコンへの理解が深まりますよ。
実際にパソコンやCPU部品を選ぶときに、ちょっとだけでいいので意識して見てみて下さい。
それでは今回はここまでとさせていただきます。
ここでの情報を生かして、今後はより良いパソコンライフを送ってください。
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